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INTRODUCTION

LOGOTyPEプロデュース 2022年12月公演は、ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの代表作「ハムレットマシーン」を吉祥寺シアターにて上演致します。

2018年die pratze現代劇作家シリーズ第8弾において、IDIOT SAVANT theater companyによって上演され賛否両論を巻き起こした当演目を今回の上演に向け再構築します。

『ハムレットマシーン』とは...?

ハイナー・ミュラーによって1977年に発表された劇作。

シェイクスピアの「ハムレット」を下敷きにしつつ、従来のドラマ形式を解体した前衛演劇であり、ミュラーの代表作である。

 

初出誌で2ページを占めるだけの短いテクストであった。通常の対話や役などはなく、シェイクスピアのほかドストエフスキー、ヘルダーリン、カフカ、アルトー、T.S.エリオット、聖書といったさまざまテクストからの引用や暗喩を織り交ぜたコラージュ的なモノローグとなっており、作品の最後にシャロン・テート殺害事件の被告スーザン・アトキンスの言葉が引用されている。

上演に寄せて

新野守広
( 立教大学教授 )

イディオ・サヴァンのパフォーマー動きは激しい。床を這い、唸り、叫び、舞い、複雑な振り付けを集団で踊る。

ハイナー・ミュラーの『ハムレットマシーン』は、シェイクスピアの『ハムレット』を下敷きにしつつ、東ヨーロッパにおける理念の死を象徴的に描いている。生者と死者の境を演劇的に追究しつづけてきたイディオ・サヴァンが2018 年に上演した『ハムレットマシーン』は、さまざまな格差に直面する私たちが前世紀に失った大切な理念を悼む儀式となった。コロナ禍を経験し、この社会と世界の未来を考えざるを得ない今、その再演が待ち望まれる。

真壁茂夫
( OM-2 演出家、d-倉庫代表 )

「IDIOT SAVANT theater company」は、人間の生理的な限界を越える12時間の公演を行ったり、汚い廃映画館や寺院などでも積極的に公演を行ってきた。また、ファスト感などを無視し、人間の奥深くを抉ろうとする。観客は、狂ったような「演技」を観るのではなく、目の前にいる狂ったひとりの人間を目の当たりにすることになる。

60年代のからのアングラの重荷を背負いながら、それでいてなおもその先を探り、人間の奥深くに切り込もうとする。その情熱は、いつも熱い。

宮田徹也
( 嵯峨美術大学客員教授 )

IDIOTは時空を駆け巡る。

芸術は時間と場所によって姿形を変容させてきたが、本質となるべき点に変化は訪れない。IDIOTは、その本質をいつも携えている。芸術における本質とは、不可解な人間と同様に、複雑でなかなか見出せない。だからこそ我々は、IDIOT の舞台に立ち会うことが不可欠になる。

SCHEDULE

 

2022年12月上旬

 

PLACE

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22

JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」北口 徒歩5分

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